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東京をスマートに暮らす〜江戸しぐさ〜

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接客業の「おもてなし心」を学ぶために、
先日、funちゃんはサービス介助士という資格のテキストを読んでいたんだ。
そこに「江戸しぐさ」という行動を説明する箇所があったので、みなさんに紹介します。

要は、 一極集中の過密都市「東京」で、自分にストレスを与えず、
いかに気持ちよく周囲の人々と接するべきかという術を教えるもの。
テキストによると、江戸時代は現在の東京よりも人口密度が高かったようで、
そこで暮らすために、周囲の人への「気づかい」「心づかい」を「江戸しぐさ」と総している。

例えば、 ① 傘かしげ ② 肩引き ③ うかつあやまり ④逆らいしぐさ ⑤時泥棒 などがある。 
それぞれの詳しい内容は省略しますが、 江戸しぐさのツボは、
→周囲の人とのトラブルを避ける
→見知らぬ人とは平等・均一に付き合う
などであり、人間関係を円滑にしようとする他者への気配り・心配りの実践です。

funちゃんの考えで現在に当てはめれば、
・必要以上に他人のことに関与しない、指摘もしない。
第三者にその人の悪口を言うことも含む。
・好きでもない人には、浅い関心に留める。しかも、どの人にも同一レベルで。
・積極的に知らない他人に、小さな気づかいをしない。
ただし、 その人の言動が優しい精神だと気づいたときは、すぐに思いやり行動を実践する。

例) 地下鉄駅のエレベータ内で、閉まりかけた扉をあとから来た人のために、
開ボタンを押してあげたのに、全く無表情で無視された。
少しムッときますよね。 だから、お年寄りでもない限り開ボタンなど押さない。
こんな小さなストレスが重なり、東京人は心がクールになっています。

閉まりかけた扉をみて、その人が「スミマセン」などを言ったときは、
すぐさま開ボタンを押す。 東京の場合、funちゃんはそれで十分だと思います。
余計な心づかいは不要。

心得
(その1)口は災いの元
(その2)同じレベルで広く浅い関心を
(その3)通常はちょいクール、他人の言動を観察し状況に応じ思いやり精神を発動
funちゃんはこう考えます。
みなさんは、江戸しぐさをどんなふうにとらえ、現代生活に応用しますか?

江戸しぐさ」が実在したかは、賛否両論ありますが、
ネットなどで色々と調べても面白いかもしれませんよ。